7月7日、夜中の出産でした
みなさん、こんにちは。北九州市門司区でブリーダーをしております、MONEの上野です。
7月7日、七夕の夕方のことでした。ミニチュアダックスの「樹里」の様子が、どうも落ち着かない。ごはんにも口をつけず、産室にしいたタオルを何度も掘り返しています。ああ、今夜だな、と思いました。
日が落ちる少し前から、いよいよ本格的に。私はそばに座って、ただ見守っていました。何度立ち会っても、この瞬間だけは慣れません。19年、数えきれないほどの出産に付き添ってきましたが、それでも手のひらに汗をかいて、心臓がどきどきするのです。
最初の一頭が生まれたのは、深夜1時を回った頃でした。樹里が慣れた様子で子犬をなめて、羊膜を破って、小さな鳴き声が産室に響いた瞬間。ふう、と自分が息を止めていたことに気づきました。
そこから約3時間かけて、無事に4頭。樹里も子犬たちも元気です。
実は樹里にとって、これが2度目の出産です(1度目は昨年3月)。前回もこの子は落ち着いていて、初産とは思えないほど上手なお母さんでした。あのとき無事に産んでくれた樹里が、また新しい命を連れてきてくれた。長く犬舎を続けていると、こういう「つながり」に何度も胸を打たれます。
生まれた子は彦星3頭・織姫1頭
七夕生まれということで、我が家では勝手に「彦星」「織姫」と呼んでいます。

- 男の子3頭(彦星)
- 女の子1頭(織姫)
毛色の内訳は、シルバーダップル2頭、ブラックタン2頭。生まれたときの体重は、いちばん大きな男の子が140g前後、いちばん小さな女の子が120gほどでした。
小さな女の子は、はじめおっぱいを吸う力が弱くて、最初の2日ほどは私が抱えて授乳の手伝いをしていました。ダックスの子犬は生まれたてだと本当に小さくて、手のひらにすっぽりおさまってしまうんです。今はもう自分でしっかり飲めるようになり、ほっとしています。
生後8週(56日)を過ぎ、ワクチン接種と健康チェックを終えてから、新しいご家族のもとへお渡ししています。それまでのあいだ、我が家で大切に育てさせていただきます。引き渡しは9月上旬を予定しています。
久しぶりのシルバーダップル|ダックスの毛色と、我が家の交配の考え方
今回いちばん驚いたのが、シルバーダップルが2頭も生まれたことです。我が家では久しぶりでした。
ダップルってどんな毛色?
「ダップル」というのは、地の色の上に、まだら模様が入った毛色のことです。シルバーダップルの場合は、黒地に銀色〜薄いグレーのまだらが霜降りのように散っています。同じ模様の子は二頭といない、というくらい、一頭一頭ちがう出方をするんですよ。
犬を飼ったことがない方には「ぶち模様」と言ったほうが伝わるかもしれませんね。でも実物を見ていただくと、もっと繊細で、光の当たり方で表情が変わります。
成長すると色は変わるの?
よくいただくご質問です。ダックスの子犬は、成長にともなって毛色の印象がずいぶん変わります。生まれたては全体的に色が濃く、模様の境目もぼやけています。それが生後2〜3か月で被毛が伸びてくると、まだらのコントラストがはっきりしてくる子が多いです。
ですので、「お迎えのときの色」と「1歳になったときの色」は、同じ子でもけっこう印象がちがいます。これはダップルの子をお迎えいただく方に、必ずお伝えしていることです。
我が家が交配で気をつけていること
ダップルの毛色を出す遺伝子については、交配のうえで配慮が必要な点が知られています。我が家では、ダップル同士をかけ合わせる交配は行っておりません。必ず、ダップルではない相手と組み合わせる方針を19年間まもってきました。
血統書だけでなく、親犬の性格や体つき、これまで生まれた子たちの育ち方まで見て、一頭ずつ組み合わせを考えています。手間はかかりますが、ここは譲れないところだと思っています。
門司の夏を、母犬たちと一緒に乗り切ります|ブリーダーMONEの夏の飼育管理
門司の夏は、海が近いぶん湿気もこたえます。関門海峡沿いの散歩コースは風が抜けて気持ちいいのですが、日中はアスファルトが焼けるので、我が家は朝5時台と日が落ちてからの2回に分けています。
我が家では、夏場は室温管理はもちろん、こんなことをしています。
- 産室は24〜26度を目安にエアコンで一定に保つ(子犬は自分で体温調節ができません)
- ゴールデンたちは日に3回、凍らせた保冷剤を首に巻いて涼をとる
- 恒例のバリカン。耳のまわり、関節の下、お腹まわりをすっきりさせるだけで、ずいぶん快適そうです
- 水はこまめに取り替える。ぬるくなった水は犬もあまり飲みたがりません
母犬の樹里は、授乳中は体温が上がりやすいので、いつも以上に気をつけて見ています。
みなさんのおうちのわんこは、暑さ対策どうされていますか。何とかこの厳しい夏を、みんなで元気に乗り越えたいですね。
見学・お問い合わせについて|北九州・福岡から
七夕ベイビーたちは、近いうちにサイトでも詳しくご紹介する予定です。
見学は完全予約制・無料です。門司港レトロエリアから車で15分ほど、北九州市内はもちろん、福岡市方面からも高速でお越しいただく方が多くいらっしゃいます。実際に子犬と親犬に会って、育っている環境をその目で見ていただくのが、いちばん確かだと思っています。

無理におすすめすることはいたしません。相性を見にくるだけ、というお気持ちで大丈夫です。
なお、子犬の情報は他の販売サイトでも併売しております。ご紹介のタイミングによってはご成約済みの場合がありますので、あらかじめご了承ください。
お電話でのお問い合わせは 093-332-5586 まで。LINEからのご相談がいちばんお返事が早いです。
ブリーダーMONE(福岡県北九州市門司区)
第一種動物取扱業登録番号 17111(販売)
見学は完全予約制・無料です。LINEからお気軽にお問い合わせください。

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